ケア向上が歯科医院の強みになる

市場ニーズでのオーラルケア関心度は10年前と比べて確実に伸びています。若年層はやはりホワイトニングや歯列矯正に興味が高く、中高齢者は歯周病に関する基本的な歯のメンテナンスへの関心度が高まると共に健康維持そのものに不安もでてきます。歯科の市場イメージは未だに治療中心で痛みや違和感がなければ行きたくない所というイメージが払拭できていないと思いませんか?その恐怖に感じられてしまうイメージをなくす為にホワイトニングやデンタルエステなどのメニュー導入がされていると患者さんにとっては今までより敷居が低く感じられるかもしれません。

勿論、治療は必要。けれど予防も必要不可欠である。という事は歯科従事者であれば100%うなずけると思いますが、その重要性を患者さんに理解していただくにも苦労されるところでもありますよね。
でも想像してみてください。あなた次第で患者さん自らが医院に通い続けてくれたら♪この上ないですよね。あとはプロの歯科医師、歯科衛生士にお任せ!ましてや、ケアのメニューが充実していたらもう他には通えなくなります。

何気ない会話の中でケアの重要性を伝えてみたらその先5年10年と定期的に報告会のように出向いてくれるようになる患者さんって思っている以上にいます。

心を通じ合わせられるポイントやタイミングは忙しい短時間の中でも必ずあります。また唐突に伝えては逆効果になる場合もあります。まずは常に患者さん一人ひとりの話しを素直な気持ちで聞き、様子を伺うことからコミュニケーションを図ると患者さんからも素直に話しを聞いてもらえるようになります。日々の積み重ねになりますが楽しんで試みてくださいね。

これから先、ケアの関心度にも応えてくれる歯科医院が増えたらいいですね。